ユニット クラス
ユニットクラスとは
ユニットクラスは、Ziu 独自のLPVフレームワークの1つの機能である「ロジッククラスの処理の切出し」を提供します。
主にコードボリュームのある複雑な計算などをユニット化し管理します。
ユニットクラスの配置は、アプリケーションフォルダ名の配下に「_unit」フォルダを作成し、URI ルーティングによりマッピングされたディレクトリでファイルを配置します。
ロジッククラス hello.logic.php
のメソッド index()
が実行される場合のファイル構成例
_unit/hello/
├ _abstract.php (抽象クラス)
├ _default.php (デフォルトクラス)
└ index.php (メソッドクラス)
用意されたユニットクラスは、ロジッククラスのメンバ変数 unit
にバインドされます。
ユニットクラスの作成
ユニットクラスには、上記の構成例にあるように3つのタイプのファイルが存在します。
メソッドクラス
ロジッククラスのメソッド名と同じファイル名を用意することでロジッククラスの
unit
にバインドします。
class Unit_Hello_Index {}
デフォルトクラス
固定ファイル名「_defualt.php」を用意することでロジッククラスの
unit
にバインドします。
メソッドクラスが存在する場合は、デフォルトクラスは無視され実行されません。
class Unit_Hello_Default {}
抽象クラス
固定ファイル名「_abstract.php」を用意することで、メソッドクラスの抽象クラスとして定義します。
メソッドクラスでは「class Unit_Hello_Index extends Delegate」でエクステンドすることができます。
class Unit_Hello_Abstract {}
以上の3つのクラスでは、他のクラス同様に初期化メソッド init()
を定義することができます。
ユニットクラスの利用
ロジッククラスへバインドされたメンバ変数 unit
を通じてユニットクラスを利用します。
$this->unit->check($data);