ビュー テンプレート
ビューテンプレートとは
ビューテンプレートは、Ziu 独自のLPVワークフローの最後に実行されるモジュール処理です。
一般的なMVCフレームワークのビューテンプレートと同等の機能となります。
標準では URI ルーティングによりマッピングされたアプリケーションフォルダ名の配下にあるビューテンプレートが実行されます。
URI に対してビューテンプレートのみで構成する半静的な形式でページを作成することもできますが、通常はロジッククラスと共に用いて、render_name()
関数で任意のビューテンプレートを指定し利用します。
ビューテンプレートの作成
ファイル名は URI ルーティングに準じた形式か、又は render_name()
関数で指定した名前となります。
URI ルーティングに準拠する場合
リクエストURI | 優先順 | ファイルパス |
---|---|---|
/hello | 1 | hello.view.php |
/hello | 2 | hello/index.view.php |
render_name()
関数で指定する場合
ロジッククラスのメソッドでアプリケーションフォルダ名配下のパスを指定します。
(プレップクラスのバインド実行メソッドでも同様に関数実行することができます)
render_name('hello/_joy');
ビューテンプレートファイル
hello/_joy.view.php
ビューテンプレートには、ブラウザで表示するテキストやHTMLを記述します。
<div>This is test page.</div>
レスポンス変数
ロジッククラス/プレップクラスよりセットされた変数をビューテンプレートで利用することができます。
render_set()
関数で変数をセットする場合
ロジッククラスのメソッドで変数をセットします。セットした値は自動的にサニタイズされます。
(プレップクラスのバインド実行メソッドでも同様に関数実行することができます)
render_set(array(
'area' => 'New World'
));
ビューテンプレートでは
echo $area;
で変数の値を参照することができます。
LPVパラメータ
ロジッククラス/プレップクラスから共有されたLPVパラメータを参照できます。 値はサニタイズされていませんので、レンダリング表示等ではXSSなどに注意する必要があります。
echo $params['user']->name;
$params
変数からLPVパラメータ共有を利用できます。
レイアウトテンプレート
Ziu のビューテンプレートには、レイアウトテンプレートを用いて共通のヘッダー/フッターを一元管理することができます。
_layout
フォルダ配下に配置し、デフォルトでは「default.view.php」を利用します。layout_name()
関数で任意のレイアウト名を指定することができます。(_layout
フォルダ配下のパスを指定。)
レイアウトテンプレートを利用しない場合は、layout_name()
にFALSEを指定して下さい。
layout_name('member/login');